あなたは何星人?~ついつい私たちが陥りがちな傾向と対策~のシリーズ 第3弾。

キレイになれ星人
「きれいになれ!って念じながら、お手入れしてます!!」とおっしゃる方に、お会いすることがあります。
ご本人は、いたってポジティブです。
決して、間違いではありません。
悪いことではないと思います…思うのですが…お肌の快適度という観点から考えると、度が過ぎると、マイナスになってしまう危険性があります。
キレイになれ星人に変身してる? してない?・・・そのボーダーは
例えば、皆さんが、美人になる、美肌になると評判の温泉に浸かっている、と致しましょう。
どこからか、気持ちのこもったBGMが流れて来ました。
「美人になれ~、美肌にな~れ~♫ …美人になれ~、美肌にな~れ~♫」。
さて、「あぁ、気持ちいいな~」と、うっとり、の~んびり温泉に浸かっている最中の皆さんは、どう感じるでしょうか?
「そういうBGMは、励みになるわ!」と胸がときめいた方。
その方は、そのまま続けて下さい。
大丈夫です、あなたのお肌も、そう感じる可能性が高いです。キレイになれ星人には、変身していません。
でも、もしも「えぇ、そういうBGMはちょっと…やだな」と思った方は…。
あなたのお肌も、そう感じている可能性があります。
ご自身ではそう思うのに、お肌には「キレイになれ」BGMを強いてしまっているとすれば、キレイになれ星人に変身していると言えるでしょう。
結果
要求、要望を突きつけられると、人は緊張する生き物です。それは、肌(肌スキンちゃん)も同じです。
健顔のお手入れの真髄は、肌がとにかくリラックスする、ということ。
あなたの手に、肌スキンちゃんが安心して身をゆだねてくれる、ということ。
だからこそ、防御本能を解いて、要らないものを手放してくれるのです。
その最中に何かを要求されると、肌は緊張してしまいます…。リラックスの正反対です。
気持ちが入った要求であるほど、それを受けたほうの緊張度は高まりますので、あなたが「キレイになれ!」と真剣に念じれば 念じるほど、気迫に満ちていれば いるほど、肌スキンちゃんは緊張でこわばってしまうのです。
そんなに言われたら…ゔ~ん、ちょっとリラックスできませ~ん。
お肌の気持ち、わかって頂けますでしょうか。
ということは、ホントだったら出てくるはずのものも、出てこなくなってしまうかも⁈ あら、もったいない。
キレイになれ星人 脱却のための処方箋
「きれいになってくれて、ありがとう♡」って。「手放してくれて、ありがとう♡」って。それだけで、いいんですよ。
だって、お肌は老廃物を溜めたくて溜めてた訳ではありません。
ただ、チャンスと出口がなかっただけ。それだけなんです。
そのチャンスと出口を、健顔でつくってあげれば、肌スキンちゃんは自らスイスイと要らないものを手放してくれますよ。
人間側が、それを強いる必要は、ないんです。(そして、人間が強いたところで、肌がそうなる訳ではないということも、お伝えしておきましょう。)
私たちは、お肌をはねのけて、ついつい自分ががんばらなきゃと、がんばってしまう。
でもね、信じてみてほしい。自分の肌のことを。あなたの肌が持つチカラのことを。
信じたら、任せられます。
肌の仕事は、肌に任せるほうが、うまくいきます。
人間はそもそも、肌の仕事を肩代わりできません。
この毛穴からアブラを出そうとか、この角質は古くなったから、浮かせて、旅立たせようとか、そろそろ新しい肌細胞を産もうとか…私たち人間は、どんなに意識してもコントロールできません。
肌にしかできないことは、肌に任せましょう。
そして私たちは、私たちだけができること…つまり肌という主役が働きやすい環境を快適に整えること、これをがんばりましょう。
肌に、安心して、あなたの手に身をゆだねてもらうためには、どんな風に触れたらいい?
どんな気持ちで触れたら、肌は安心できる?
そんな風に考えながら、お肌に触れてあげてください。 よろしくお願いします。
